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- 2025.04.05「自分の気持ちや考えを言語化できない」悩みを解決!
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こんにちは! 今回は、「自分の考えをうまく言葉にできない」「頭では分かっているのに、口に出すとうまく伝わらない」というお悩みにお応えします。実は、このような悩みはとても多くの方が抱えているもの。今日はその原因と、すぐにできる対策をわかりやすくお伝えします!
1.まずは「モヤモヤを認める」ことから始める
「言いたいけど言えない」「伝えたいけど言葉が出ない」という状態は、気持ちがうまく整理されていないだけ。頭の中が“もやもや”していても、それを「ダメだ」と思わず、まずはその状態を受け入れることが第一歩です。
[具体的な方法]
►思い浮かんだ言葉や感情を、頭の中で否定せずそのまま受け止める
►「うまく言えないんだけどね…」と前置きして話してみる
►曖昧な言葉でも、まずは声に出してみる
言語化は“完璧”じゃなくていいんです。大事なのは「言葉にしてみる」こと。
2.「ひとりごと日記」で練習する
普段から言語化の習慣がないと、とっさの場面でうまく言えないのは当たり前。そこでおすすめなのが、「ひとりごと日記」です。
[方法]
►朝や夜に「今日は何を感じたか」「なぜそう思ったか」を短く書く
►感情の名前を添える「喜び系(嬉しい・満足・幸せ・安心・願望・・・・・)」「不安系(心配・気がかり・焦り・恐れ・怖さ・・・・・)」「怒り系(悔しい・不満・自己嫌悪・後悔・恥ずかしい・・・・・)」「悲しみ系(寂しい・失望・みじめ・あきらめ・虚しい・・・・・)」「苦しみ系(つらい・しんどい・苦痛・苦悩・・・・・)」
►頭に浮かんだことを、まとまっていなくてもそのまま書く
書くことで頭が整理され、自然と“自分の言葉”を持てるようになります。
3.「五感と言葉」を結びつけ、表現力を養う
感じたことを言葉にするには、「五感」を使うと伝えやすくなります。
[具体的な練習]
►「楽しかった」→「胸がふわっと軽くなった感じがした」
►「不安だった」→「お腹の奥がギュッと重たくなるような感じ」
►「嬉しかった」→「顔が自然ににやけた」
感覚を具体的に表すことで、自分の気持ちがより伝わりやすくなります。
4.「言い直しOK」の気持ちで話す
一度でうまく伝えようとすると、言葉が出にくくなります。伝えたあとに、「あ、ちょっと違うな。言い直していい?」と軌道修正するのは、むしろコミュニケーション上手の証拠。
[コツ]
►話しながら、自分の言葉を見直してみる
►「今の、ちょっと違うな⁈ ・・・こうかな⁈」と再構成してみる
►自信がなくても、「伝えたい」という気持ちを前に出す
言葉は“一発勝負”じゃなくて、“試行錯誤のツール”です。
5. 「相手との共有」が目的であることを忘れない
言語化は、正確さよりも“伝える相手との気持ちの共有”が大切です。「完璧に言えなかったけど、なんとなく伝わったかな」でOK。むしろ、相手とのやり取りの中で、言葉が磨かれていくものです。
[最後に大事なマインド]
►正確さより、「あなたに伝えたい」という想いを優先する
►相手の反応を見ながら、ゆっくり気持ちを言葉にしていく
►会話は“共同作業”。一人でいっぱいいっぱいにならず、「対話」を心掛ける
🧩まとめ
「うまく言葉にできない…」という悩みは、少しずつ練習していけば、確実に改善していきます。
✅ モヤモヤを否定しない
✅ 「ひとりごとメモ」で整理する
✅ 五感で感じて、言葉にする
✅ 言い直しながらでも伝える
✅ 相手と一緒に“言葉を育てる”ぜひ、今日から少しずつ試してみてくださいね。次回も「話し方のコツ、ワンポイントレッスン」をどうぞお楽しみに✨