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- 2025.02.2840代男性I様の課題と変化
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🔶当初の課題//
①婚活の際、第一印象でつまずいてしまう。
②人の話を聞くことができず、他の人の話に割り込んでしまう。
③人に興味なさそうと見られる。
🔶成功事例//
①参加しているコミュニティで司会進行役を務め、共感的コメントを意識して返すことができたことで、皆の話が盛り上がった。自分自身も会話がとても楽しいと思えた。
②3人の複数雑談で、すごく深い話ができた。そのあと、「私もその会話に加わりたかった」と言ってくれる人がいて、今までこんなことは一度もなかったので、ものすごく嬉しかった。
🔶スキルアップ//
①相手の話を最後まで聞いてから、応答できるようになった。相手の言葉に自分の言葉を被せてしまうことがあったが、ほぼなくなった。
②自分の言いたいことを頭の中で整理して、端的に話すことができるようになってきた。
③感情を溜め込むタイプだったが、吐き出すのが楽になった。
④衝動的に自分の怒りを、露骨にぶつけることがなくなった。常にピリピリしていることもなくなり、自己コントロールができるようになってきた。感情など相手が間違った言動を取るとき、相手を否定し、自分の正しいを押し付けてしまう傾向があったが、「相手にも相手の事情があり、相手の正義がある」と人を尊重することができるようになった。また、感謝の言葉「ありがとう」「いつも助かってる」「お疲れ様です」など、素直に口にすることができるようになった。
⑤非言語メッセージ(相手の顔色や表情など)に気づくことができるようになってきた。
⑥「自分が許せない」→「仕方ない」と流せるようになったので、どんと落ち込むことがなくなった。
⑦自分の見た目、話し方や表情などが、相手の自分への印象に影響することに気づいた。それから、印象管理を気づかうようになった。
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- 2025.02.21「自分から話しかけられない」悩みを解消!
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こんにちは! 今回は、「自分から話しかけられない」という悩みを持つ方に向けて、具体的な解決策をご紹介します。
1.簡単なあいさつから始める
話しかけることに苦手意識がある方は、まずはシンプルなあいさつを習慣にすることから始めましょう。 「おはようございます」「こんにちは」など、短い言葉でも十分です。
[具体的な例] ►朝の出勤時に「○○さん、おはようございます」と声をかける ►すれ違ったときに「こんにちは」と笑顔で言う ►退勤時に「○○さん、お疲れさまでした」と軽く話しかける
あいさつは続けることが大事! そのうち、自然と会話のきっかけが生まれます。
2. 笑顔とアイコンタクトを意識する
言葉だけでなく、表情や態度も大切です。話しかけるときに笑顔を見せるだけで相手に安心感を与え、会話がしやすくなります。
★ポイントは、できるだけ相手の目を見ながら笑顔で言うこと!笑顔は相手の警戒心を和らげ、心を開くきっかけになります。 そしてもう一つのポイント、相手の名前を一緒に言うこと!(※1.の具体例参照)これはとっても効果的なんですよ。 挨拶だけで相手に受け入れてもらえるようになり、心の距離が近くなります。そうすると、心理的にも話しやすくなりますね。
[具体的なテクニック] ►話しかけるときに軽く微笑む ►相手の目を見て話す(長すぎるとプレッシャーになるので適度に) ►落ち着いた声のトーンを心がける
3. 会話を始めるきっかけを自分からつくってみる
話しかけるのが苦手な方は、挨拶はしても、そのあと「何を話せばいいかわからない」と感じることが多いです。
★ポイントは、深く考えないで、あくまで会話を始めるきっかけ程度に考えること。「口をきくことが目的」としましょう。 相手が自分の出した話題に乗って広げてくれるようなら、流れには乗りましょうね。
[話題と会話の具体例] ►互いの共通する「人」「場所」「体験」などの話題 →「会社の前に新しいラーメン屋さんできましたね」 ►今日の相手の印象や褒めポイント →「そのバッグ素敵ですね!」「髪切りました?いい感じですね~♪」 ►相手への配慮 →「最近忙しそうですけど、体調は大丈夫ですか?」 ►相手にとってタイムリーな話題 →「例の件、うまくいった?」
4. 相手の興味や相手自身に興味を持つ
話しかけるときに緊張する方は、短くて答えやすい質問から始めるのがおすすめです。また、相手の興味や状況に目を向けることが大切です。
★ポイントは、Yes/Noで答えられる質問ではなく、少しだけ広がる質問を意識しましょう。
[具体的な例] ►「最近、何か面白いことありましたか?」 ►「〇〇さんはどんな音楽が好きですか?」 ►「カフェめぐりが好きって聞いたんですけど、おすすめのカフェってありますか?」 ►「最近、△△はどうですか?」と相手の関心事に触れる ►「週末は何か楽しいことありましたか?」と気軽に尋ねる
相手が話したいことをことを自然に引き出すようにすることで、会話が広がります。
5.失敗を恐れずにチャレンジする
「話しかけたのに会話が続かなかったらどうしよう」「変に思われたらどうしよう」などと不安になることもあるかもしれません。自分から話しかけられない人の多くは、実はこの不安心理が一番大きいです。しかし、会話は練習と経験の積み重ねです。うまくいかなくても、あなたが思うほど相手は気にしていません。小さな小さなハードルから、少しずつチャレンジを重ねましょう。
[心構え] ►うまくいかないこともあると割り切る ►短い会話でも成功体験として捉える ►1日1回、話しやすい人からでよいので、自分から話しかけるチャレンジをしてみる
失敗を恐れず、少しずつ会話のハードルを下げていくことが大切です。
話しかける力は、ちょっとした意識の変化で磨かれていきます。ぜひ、今日から試してみてください! 次回も「話し方のコツ、ワンポイントレッスン」をお楽しみに!
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- 2025.02.14セルフトレーニング① 「語彙力を鍛える!」
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今回は、自分一人でもできるトレーニング方法「セルフトレーニングその1.『語彙力トレーニング』」をお届けします。 前回、お伝えした「言いたいことが伝わらない悩み」を解消するためにも、自分の気持ちや考えを的確に表す語彙力が必要です。「この人の話、分かりやすい」「説得力がある」と思われる人の多くは、的確な語彙を選ぶ力に優れています。
➡ 語彙力を鍛えるメリット
►説得力の向上: 適切な言葉を選べることで、話に深みと正確さが加わる。 ►相手の理解がスムーズに: 明快な言葉で説明できるため、誤解が減る。 ►印象が良くなる: 伝わる言葉を使うことで、知的で洗練された印象を与える。
➡ 語彙力向上のコツ
►シンプルな言葉を恐れない: 難しい言葉を使うことがゴールではなく、相手が「分かりやすい」と感じることが最重要です。 ►反復練習をする: 覚えた語彙を何度も使うことで、自然に身につきます。
➡ 語彙力トレーニング方法
① 毎日「言い換え」練習をする
言葉のバリエーションを増やすには、普段使っている表現を別の言葉に置き換える練習が効果的です。 また、同じ言葉でも、「どの程度」や「どのように」などを付け加えると、表現力が上がり、より思いが伝わります。
[具体的な例] ►「楽しい」→とても、かなり、まあまあ、けっこう、思ったより、・・・「面白い」「心が躍る」「充実している」 ►「大変」→とても、かなり、まあまあ、けっこう、思ったより、・・・「骨が折れる」「厄介」「手がかかる」
[実践法] ►日記やメモをつけるときに、同じ言葉を繰り返さないように意識する。 ►一つの単語に対して類義語を3つ挙げてみる。同様に、反対語も挙げて、反対語を使って表現してみる。
② 語彙帳を作る
新聞や本を読んでいて「この表現、いいな」と思う言葉に出会ったら、それをメモしましょう。その際、例文も一緒に記録することをお勧めします。
[実践法] ►スマートフォンのメモ機能や手帳を活用して、自分だけの「語彙ノート」を作る。 ►定期的に見返して、実際の会話で使ってみる。一度でも使えば、自分の言葉になっていきます。
③ 週1回「テーマスピーチ」をする
自分でテーマを決めて、それについて3分間話してみましょう。このとき、できるだけ普段使わない言葉や表現を意識して取り入れることがポイントです。
[例] 「旅行」「未来の夢」「最近学んだこと」など、話しやすいテーマを選ぶ。
[実践法] ►話した内容を録音して聞き返す。 ►語彙が足りない部分があれば、辞書やネットで調べて次回に活かす。
④ お気に入りの作家やスピーチを真似する
好きな作家の本や、尊敬するスピーカーの言葉を意識的に取り入れることで、自然と表現の幅が広がります。
[実践法] ►興味がある分野の名言集やスピーチ動画を視聴し、心に響いたフレーズを書き留める。 ►そのフレーズを日常の会話で活用してみる。
まとめ
語彙力は一朝一夕では身につきませんが、毎日少しずつ取り組むことで、確実に力がついていきます。
「自分の言葉が相手に届いた」と感じられる瞬間は、きっとコミュニケーションがさらに楽しくなるきっかけになります。ぜひ今日からトレーニングを始めてみてください!
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- 2025.02.07言いたいことが伝わらない悩みを解消!
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こんにちは!今回は、「言いたいことが伝わらない」「話がまとまらない」と悩んでいる方に向けて、具体的な解決策をご紹介します。伝えたいことがスムーズに伝わるよう、すぐに実践できるポイントをお届けします。
1.まずは結論から話す
話がまとまらない原因の一つは、要点がわかりにくいことです。まずは「結論を先に述べる」ことを意識しましょう。分かってるけど、それが難しい!!という方多いですよね(・.・;)
★ポイントは、頭の中で「要するに・・・」とつぶやいてから話すクセをつけること!
[具体的な例] ►NG:「昨日、友達とカフェに行って、その後映画を観て……すごく楽しかったんです!」 ►OK:「(要するに)昨日、とても楽しい時間を過ごしました。友達とカフェに行き、その後映画を観たんです。」
最初に結論を伝えることで、聞き手から「なんの話?」と言われずにすみます(^^
2.シンプルな言葉を使う
難しい言葉や長い説明をすると、相手が理解しづらくなります。できるだけ短く、分かりやすい表現を心がけましょう。
[具体的なテクニック] ►長い説明を避ける:「要するに」「簡単に言うと」とまとめる・・・あれもこれも、一気に話そうとしないこと! ►短い文を意識する:「私はAをした。そしてBをした。」・・・Aをして、Bをしたら、・・・ダラダラ話し続けないこと! ►専門用語を避ける:誰にでも分かる言葉を選ぶ・・・シンプルな表現は、聞き手の理解を助けるだけでなく、話している自分自身も整理しやすくなります。
3.伝えたいポイントを3つに絞る
「たくさん伝えないといけないことがある」という時でも、「3つのポイント」にまとめると伝わりやすくなります。人は3つの情報までなら整理して話しやすいし、聞く方も理解しやすいという心理的な特徴があるため、これもまた、聞き手から「何が言いたいのか分からない」と言われずにすみますね(^^
[例] 「この商品の特徴は3つあります。 1つ目は〇〇、2つ目は〇〇、3つ目は〇〇です。」
このように整理すると、相手に明確に伝わります。
4.ジェスチャーや声の強弱を活用する
話す内容だけでなく、伝え方も重要です。抑揚がない、無表情、声が小さいなどの自覚がある方。大事なポイントだけでも声のトーンを変えたり、ジェスチャーを加えたりすると、聞き手の印象に残りやすくなります。
[具体的なテクニック] ►大事な部分は少しゆっくり話す ►声のトーンを上げたり下げたりする ►手振りをつけて話の流れを強調する・・・視覚的な情報を加えることで、話が伝わりやすくなります。
5.話す前に簡単なメモを作る
事前に準備できるときは、簡単なメモを作るのも効果的です。「結論」「理由」「具体例」の3点を書き出すだけでOK!頭の中が整理され、話がまとまらないと感じることが少なくなってきます。
★ポイントは、こちらも頭の中で「要するに・・・」「というのも・・・」「例えば・・・」とつぶやいてから話してみること!
[例] 「今日の会議で話す内容」 ►結論:(要するに)新しいプロジェクトを提案したい ►理由:(というのも)現在の方法ではコストがかかりすぎるため ►具体例:(例えば)〇〇というデータを活用すれば効率が上がる」
★もう一つのポイントは、話そうと思っていることすべてを、原稿のように書いてしまわないことです。
このように整理しておくと、自信を持って話せるようになります。
話し方のコツは、ちょっとした意識の変化で大きく改善できます。ぜひ、今日から試してみてください!次回も「話し方のコツ、ワンポイントレッスン」をお楽しみに!